北アルプス秘境の露天風呂へ

黒部川源流には秘境の温泉がある、そんな話を山小屋で耳にしました。

山に温泉があるのは当たり前、しかしその場では憧れの対象になっていたのでした。
それそのはず、その温泉にはどの登山口から入山しても途中1泊は必要になり、都合最低でも3泊の山歩きの必要が出てくる。

ある程度の経験と体力が求められるため、この目的地に憧れるのも無理はありません。
そんな温泉に興味を抱き行ってみることに。

目的地の高天原温泉は北アルプスの秘境と言われる雲ノ平の先にあります。
新穂高温泉の登山口から入山、三俣蓮華岳で1泊した後雲ノ平経由で約5時間、ようやく温泉最寄りの山小屋高天原山荘へ。

荷物を軽くし更に40分、ようやく憧れの高天原温泉に着きました。
川沿いの露天風呂と、簡易的な作りの女性専用風呂が並ぶ、奥地とは思えない設備に少しがっかりしつつも、汗にまみれた体を流し風呂の中へ。

ほどよくぬるい湯温は疲れをゆっくりと癒してくれます。
暑くなったら川で冷やしまた湯船に。

野性味溢れる情景に囲まれ時間を忘れてしまいそうです。

山小屋までまた40分歩くことを思い出し、後ろ髪引かれる思いで帰路に付く。

さっき流したばかりだというのにまた汗をかきながら山荘へ。
そしてきた道をまた同じ時間を掛けて下山します。

なんとも非効率な温泉ではあるものの、その価値は計り知れませんでした!